2012-08-08
- @keytto 読者(十文字事件の犯人)にもあると思うので、尚切ない。
- @keytto ネタバレ気にしたことがあまりない人がここに。摩耶花サイドは確かに描写的に微妙な気がするけれど、あの人はそうだろうねー。
- @keytto おー、それはいい読みだと思う。十文字事件の動機とも合致するし
- クドリャフカの名作論については、先の二つのツイートのように感じてる
- (再掲)【氷菓】だけど、作品と読者が出会わない限り、そこに関係が築かれない限り、「名作」(価値)というものは生まれようがない。作品と読者が素敵な関係を結べることこそが、名作だろうと。そして、この十文字事件は、まさにそれがなかったがゆえに、起こる事件なんだよなー。
- (再掲) 【氷菓】河内や摩耶花の名作論って、結局「価値はどこにある?」という問いかけであって。だからこそ、それぞれの理屈に腑に落ちない。河内は名作は読者が決める(価値は外在する)といい、摩耶花は作品に備わっている(価値は内在する)という。
- @keytto いや、半々だな。どちらも価値の所在という意味では、片手落ちに感じる
- あるいは、ものや人と自分との関係だけでなく、読んだ時間、状況に寄るかもしれない。というようなことをつらつらと考えていくと、多くを感じたければ、多くの関係を築けるよう頑張るほかない。物語なんかだと駄作だと感じるのは、その関係すら築けなかった場合だろうと思うよ。
- 作品に限らず、ものや人などからなにを感じるかというのは、自分とそれらとの関係性によるものなので、ものだけ、人だけを見て判断することはできないなー。
- @Prugelkrapfen 絶版本も多いんですかね。まあ、まったりと読んでいきます。
- @Prugelkrapfen 昔森博嗣の100冊にも挑戦して挫折したことがありますが、ポピュラーな企画の割には、なかなか達成できないものですね。作品自体は、好みなものが多そうなので、持ってさえいれば読みそうな気もします。
- @Prugelkrapfen いえ、確かほぼ未読本だった気が。ぼくは、絶望的に読書量が少ないので(笑)。
- いいかげん、「米澤穂信を作った「100冊の物語」」を読みたいな……
- さっそくポチった。
- @UALEL すみません、情報ありがとうございます。
- @Prugelkrapfen すみません、ちょっとわからないです。コメンタリーで監督と賀東さんがちらっと触れているだけなので、詳細が不明なんです。
- 【氷菓】BD2巻のオーディオコメンタリー聞いてる。米澤先生が奉太郎のことを「昼行灯系探偵の若き姿」と答えたインタビューって、どこで読めるんだろう?
- 【氷菓】あのシーンは、ファンタジックな演出を入れてはいけないところだと思う。
- 【氷菓】千反田さんに対する過剰演出が減ってきているというのは、奉太郎が彼女に感じていた「得体の知れなさ」が薄れてきているということだと思うけれど、そこまで細かく演出しているからこそ、「遠まわりする雛」のあのシーンを、いかに現実の美しさをもって描くのか、興味が尽きない。
- @azumaakira あの過剰演出って、ようは奉太郎にとって、それだけ千反田さんが得体の知れない存在だったという演出だから、それが減ってるというのは、それだけ奉太郎が千反田さんのことをわかってきたということじゃない? だからこそ、それが覆る「遠まわりする雛」、はよう来い。
- いい加減昼ご飯を作らなくては。少し抜けますー。
- @Prugelkrapfen 『さよなら妖精』が当初古典部三作目だったことも思うと、三作目ぐらいにグッと刺さる、米澤穂信先生の「描きたいこと」が見えてくるのかもしれませんね。
- あのシーンの、「目力」に超期待。
- 『遠まわりする雛』の千反田さんの覚悟を読んでしまっては、「自身にできないことがある」という事実に、向き合わざるを得ないし、その姿が美しいとすら思えてしまって、とてもダメである。
- 『WHITE ALBUM2』のPS3版移植という情報がちょこちょこ流れているのだけれど、どこが発信源なのか……。もし本当なら、ICの絵を描き直してくれなくとも買っちゃうよ!
- @Prugelkrapfen 『秋季限定栗きんとん事件』(というか、小市民シリーズ全般)の記憶がかなり朧になっていますが、小市民と古典部は、もしかしたら表裏一体の関係になっているのかもしれませんね。
- @Prugelkrapfen 彼らしからぬ「結論」が彼を狂わせているにもかかわらず、結局彼らしい行動(探偵助手らしく、犯人にいっぱい喰わされる)をしてしまっている点が、彼の「実存」を描くという意味では凄まじい密度だと思ってます。
- 【氷菓】表面的にはらしくなくとも、深層的にはとても、その人らしい行動をしている。その姿を見て、その人がそこで本当に「生きている」ように思えて、ぼくはやっぱり彼らのことが好きになるのだ。
- 【氷菓】うーん、誤解を招きそうなので、追記しておくと、『クドリャフカの順番』という物語は、結局その人がその人でしか在ることはできない(そして、それでいいんだ)ということを描いていて。助手役の里志は、探偵を目指していてもなお助手的な動きしか取れないという意味では、とれも彼らしい。
- @Prugelkrapfen 里志が探偵になりたいという気持ちはもちろんわかっているのですが、彼がしているのは、探偵ではなく刑事の真似事のように思えてしまうんです(探偵小説においては、警察は探偵の助手以上のモノになれない)。そしてなにより、奉太郎は自分の足など使わないのに、と。
- @Prugelkrapfen ええっと、ごめんなさい(汗)
- @Prugelkrapfen 『クドリャフカの順番』において、ふくちゃんは、その点と点を掲示することすらしようとしないところに、彼らしからぬところを感じて、ぼくは切なくなります。だから、「夕べには骸に」も姉貴というトリックスターのところからやってくる。
- 【氷菓】これは、結局奉太郎が自分の持っているもの(彼自身のものだけでなく、わらしべプロトコルで得たもの)でもって、真相に肉薄するのとは対照的ですね。
- 【氷菓】とはいえ、『クドリャフカの順番』は、奉太郎以外の古典部部員が「らしくない」ことをする物語なので、言っても詮無きことですが。それでも、絶望するなら、自分の武器使ってからにしようぜ、と思ってしまう。
- 【氷菓】『クドリャフカの順番』における里志の苦悩に、ぼくが否定的なのは、結局彼が「みんな」と同じことしかしようとしないから。映像化されてわかりやすくなっているけれど、彼と同じ「探偵志願者」は山のようにいる。その中で彼は自身の武器(データベース)を使おうとすらしない。
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